住まい
北海道の住まいづくりガイド 知っておきたい住宅制度やお得な情報をわかりやすく解説

家づくりの前に知っておきたい大切な情報をみなさんに分かりやすくお伝えします。

はじめに

 

家づくりや住宅取得に必要な情報は、世の中に十分すぎるほどあふれています。そしてその豊富な情報のなかから、何をどう選びとるかは皆さんの自由です。

家づくりの醍醐味は、斬新な外観、高機能な設備、素敵なインテリアに囲まれた幸せそうな家族の写真などを見ながら、理想の家をイメージすることです。

それはそれで大切なことですが、そうした購買意欲を刺激する情報に時間が奪われ、消費者にとっての公平な情報注意喚起情報などにうまくたどり着けないまま家づくりが進んでしまう場合があります。

ここでは、消費者の方が、冷静な視点や、住まいにおける大切な価値を見失うことなく、いつでも基本に立ち返っていただけるよう、住まいづくりにおいて外してはいけない重要なポイントをわかりやすくお伝えします。

組合員の皆さんが安心・納得して住まいづくりができるよう、このガイドがお役にたつことを願っています。

当コンテンツでは家づくりの基本をスムーズに理解していただけるよう、できる限りわかりやすい表現による解説を心がけています。よって、正確な法令用語や例外規定の説明などを省略した解説となっている点についてご理解いただきますようお願いいたします。 

なお、基本的なことの多くは建前的な面があり、実際の家づくり作業の中では意識されないことが多いのですが、当コンテンツはいざという時に必ず現実として突きつけられる大切なことを含んでいます。 

皆さんにとって正直あまり楽しい知識とはいえませんが、無理をせず、自分が気になるところから少しずつ読み進めてみていただき、いつでもここに戻ってこられるようブックマークしていただければ幸いです。

 

もくじ

 

1.住宅を守る各種制度

ここでは注文住宅を建てる場合における基本的な法律や制度について紹介します。

施主(消費者)や、設計者、施工者はどのような立場でどのような義務があるのか?そして、施主は消費者としてどのように守られているのか?それぞれの立場を知ることで、トラブル予防への意識や対策が見えてきます。

1.1 住宅の安全安心や、消費者を守る法律・制度

1.2 施主と建築関係者の立場と役割、基本制度

1.3 住宅の付加価値や安心を高める公的制度

1.4 住宅の基本制度で守られるものと守られないもの

1.5 トラブル予防や万が一トラブルとなった時の支援サービス

 

2.住宅会社を選ぶポイント

外観や企業ブランドで住宅会社を決める前に必ず理解してほしいことがあります。

■住宅会社と話をする前におさえたいポイント

2.1 工事を図面通り行わせる工事監理者を理解

2.2 一括発注と分離発注のメリット・デメリット

2.3 住宅の現場チェックの第三者性を高める方法

2.4 ハウスメーカー、工務店選びのポイント

2.5 住宅会社選びに生かせる情報集

 

3.資金計画、補助金などのお得な制度

3.1 住宅の全体予算とローンの借入対象費用を把握

3.2 いくらまでの住宅を買えるのかを計算する方法

3.3 借り入れ条件別、返済額・総利息早見表

3.4 補助金、優遇、減税制度